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最近はスキーで有名なニセコ。ファッショナブルなニセコにあって昔ながらの湯治場風情を残す温泉がニセコ薬師温泉です。でも、朝早くから日帰りで訪れる人も多く、人気のある温泉宿です。 |
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ニセコ薬師温泉には3つの浴室があり、それぞれ泉質が違うようです。そして驚くことに、この3つの浴室はすべて湯船の底から源泉が湧きだしているということです。
こちらは無色透明の「透明湯」。男女別です。本当に澄んだ透明の湯がかけ流しになっています。ぬるめの湯でいくらでも入っていられそうな湯です。湯に浸かってしばらくして気がついたのですが、手足の産毛にはびっしりと細かい泡がついています。湯船の底を見ると、岩の間からぶくぶくと泡がわき上がっていました。 |
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こちらは混浴の「濁り湯」。脱衣所は男女別になっていますが、浴室内で一緒になるというタイプです。
濁り湯の名前通りに、赤さび色っぽい湯です。透明湯よりもちょっと熱めの湯ですが、それでもそんなに熱いというわけではありません。ちょっと暗めの浴室は独特の雰囲気でした。 |
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宿からちょっと離れたところにある混浴の露天風呂です。森の中にあり、熊が出てきそうで、ちょっと怖かったです。
湯は黄土色。湯の表面には湯の花?らしきものが浮かんでおり、ちょっと入るには勇気がいるかも。 |
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夕食は宿泊客が一緒に食堂でとります。値段のわりにいくつもの品数が並びます。観光旅館で出されるような贅沢なものではなく、家庭的なものですが、おいしくいただくことができました。
なお、湯治で1週間以上の宿泊をすると昼食が無料でつくそうです。湯治の温泉ということを強く感じました。
(00.8 会員No.0098) |