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奥羽本線碇ヶ関駅から車で15分ほど。山の中にある小さな一軒宿の温泉です。崖の際に建っており、ちょっと危ないかな?といった感じもします。外観も普通の民家のような感じ。きれいな温泉宿を予想して行くと裏切られます。トイレも水洗ではないので、若い人には抵抗があるかも?でも、そんなことよりも湯が最高にいいんです。いい湯に浸かりたい人にはぜひ行ってもらいたい温泉です。 |
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浴室は階下に男女別の内湯だけのシンプルなもの。でも、浴室に入ると、大量の湯がもったいないくらいにドバドバとかけ流しになっていて、驚かされます。毎分800lもの湯量だそうですが、これがそんなに大きくない男女の内湯だけに使われているのですから、贅沢なものです。
湯は白っぽく濁った赤い湯で、口に含むと炭酸を感じます。昼間は地元の日帰りの人で賑わっているようです。本当にいい湯に浸かりたい人だけが訪れる鄙びた山の湯でした。 |
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夕食はこの値段(¥6300)でこんなにあってもいいの?というくらいの品数がでました。焼き魚に揚げ物、そして、きりたんぽ鍋(秋田名物なんですが、おいしかったのでこの際関係なし?)、…。地元で採れた山菜などもおいしかったです。
そして、何よりもうれしかったのは、ちょっと到着が遅れたのですが、着いてから調理して下さった揚げ物と焼き魚。できたてで温かいものを出して下さるその心にうれしくなりました。
(00.8 会員No.0098) |