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木造3〜4階建の宿が建ち並び、情緒ある銀山温泉。大正から昭和初期の建物だそうです。現在はこの景観を保存するため、温泉街には車は進入できません。車で行かれる方は、温泉街の入口にある駐車場に車を置いて行くことになります。
小関館は木造4階建。館内は時代劇に出てくる旅籠のような感じです。床も軋むし、お隣さんとはふすま1枚で仕切っただけの部屋です。ちょっと昔の湯治宿に来たような気がしてきます。 |
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以前は混浴だったという浴室は、現在、男女別となっています。ちょっと小さめの浴室ですが、大正時代に造られたものだそうで、当時はかなり凝ったものだったろうと思われます。
湯はわずかに白く濁りがあり、硫黄臭がします。手前の岩が湯口のようになっていますが、実際は湯船の中に湯口があり、かけ流しになっています。湯口に周りには黄色味がかった湯の花が沈んでいます。けっこう熱めの湯で、湯上がりは汗が引きませんでした。 |
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食事は広間でいただきます。鮎の塩焼き・刺身、鯉のうま煮・あらい、揚げ物、牛の陶板焼き… 食べきれいない位の内容でした。特に小関館オリジナルという白雪豆腐は、ごまだれ味でとてもおいしかったです。
(01.8 会員No.0098) |