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米沢の温泉は秘湯を感じさせるところが多いのですが、この大平温泉はその中でも一番の秘湯を感じさせる温泉です。まず、大平温泉へのアクセスですが、行くのが難しいと言われる姥湯への道よりも困難さを感じさせるものです。林道はダートでヘアピンカーブが連続しています。1回では曲がりきれないところもあります。ようやく着いた林道終点には30台ぐらいの駐車スペースがありますが、駐車場から宿まではいろは坂のような急坂を20分ほど下らなければなりません。そして、帰りはこれを登り返さなければならないのでキツイところです。 |
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目の前に流れる川は最上川の源流で、ゴウゴウと流れています。日帰りでの利用は露天風呂のみのとなっています。男性用の露天風呂は15人位は入れる大きさです。湯は少々ぬるかったです。 |
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大平温泉の周囲は切り立った山で囲まれ、深山霊谷の雰囲気が漂っています。女性用の露天風呂は男性用の露天風呂より上流にあります。女性用は湯温が低すぎると、男性用に引っ越してきた人もいました。 |
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宿から10分ぐらい歩くと、名所の火焔(ひとほえ)の滝があります。紅葉の頃、西日を受けた滝がまるで火が燃えるように見えたことから名付けられたそうです。
(02.10 会員No.1593) |