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手白澤温泉は、歩いてしか行けない温泉です。女夫淵温泉から徒歩2時間半。でも、そこにある一軒宿は、質素な山小屋ではなく、最近改築したばかりのきれいな建物です。
全6室とこじんまりとした宿で、各部屋の広さは、10畳または15畳と広いので、グループで行った方が宿泊料金が安くなり、リーズナブルです。
部屋の中には、濡れた衣類やタオル類をかけられるフックやハンガーが沢山あったり、靴置き場に温泉を通したパイプを使って靴を乾かす工夫があったり、山の宿の心遣いを感じます。 |
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浴室は、男女別に、内湯とそれに続いて露天風呂があります。広さは、それぞれ7−8人入るといっぱいです。
内湯の壁が一面窓になっているのが、開け放されていて、そこから見える山の景色が、絵のように美しくて感動しました。(ちょうど紅葉の時期でもあったので、美しさは格別だったのだと思います。)
お湯は透明ですが、ツンと硫黄の香りがして、細かーい湯の華が舞っているほどよく温泉らしいものでした。 |
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そして、特徴があるのが、フレンチテイストを取り入れた食事です。
夕食、朝食とも、食堂で食べます。
朝食は和食ですが、夕食は和洋折衷という感じで、鹿刺しなどの前菜、レタスのサラダ、岩魚の蓼風ビネグレッド、ガーリックトースト、伊達鶏の照焼き、ご飯、デザートなどなどが出ました。味も量もほどよく、満足でした。
(00.10 会員No.0005) |