八角形の赤い屋根が目印の鹿児島との県境、ハングライダーで有名な標高472mの金御岳のふもとに建つ、田んぼの中の一軒宿だ。都城市民の憩いの湯治場で、農閑期や雨の日などは混雑することもあるほどの人気。地元の人は「みやこんじょ」とか「やっさおんせん」と発音します。毎年8月の第一土曜日、都城市の中心街で「盆地おどり」が踊られ、その時かけられる曲が「やっさ節」です。
浴室には内湯とサウナがあり、小さめの円形の浴槽がとても印象的。水風呂もあるが源泉がどうかは不明。熱い浴槽は冷鉱泉の沸かし湯だが、色は、ほとんど透明に近く、湯上りもさらっとした感じ、湯の温度はやや高め。
(02.1 会員No.2657) |